鉄火場 gaming room 2005 1 16
今日(1月16日)の朝日新聞には、このような記事があります。
「2020年の世界情勢予測 アメリカ国家情報会議」
「中国・インド台頭」
「2020年までには、中国とインドが台頭し、
少子高齢化に悩む日本は、中国との経済統合を余儀なくされる。」
私は、少し違うことを予想しています。
「人口が多い」ということは、チャンスでもありますが、リスクでもあります。
中国やインドが台頭するには、条件があります。
それは、これらの国が、エネルギー問題と食糧問題を解決できることが前提条件です。
おそらく、それは、難しいと考えています。
現在でも、これらの国は、エネルギー問題と食糧問題に悩まされているでしょう。
さらに、今後、大きくなる「地球温暖化による異常気象」によって、
エネルギー問題と食糧問題が、一層、深刻な問題となっていくでしょう。
最悪、エネルギー問題と食糧問題が、これらの国に、破局をもたらすかもしれない。
そうした時に、日本は、救世主となるかもしれない。
日本は、省エネルギー技術に優れていますし、
また、異常気象に強い農作物の技術もあります。
(日本は、歴史を振り返れば、
異常気象が多かった国ですので、異常気象に強い農作物を研究してきました)
少し、アメリカ企業のことを心配しているのです。
アメリカ企業は、大挙して、中国とインドに進出しましたが、
これが、大きな賭(鉄火場)となるでしょう。
むしろ、安定を望むならば、
アメリカ企業は、東南アジアやオーストラリアに進出すべきでした。
もしかすると、「イラクでの失敗」、「中国とインドでの失敗」が、
アメリカの繁栄に終止符を打つかもしれない。